ロードエルメロイ二世の事件簿の感動の最終回

ロードエルメロイ二世の事件簿、最終回でしたね。

 

ロード・エルメロイII世の事件簿 -魔眼蒐集列車 Grace note- Original Soundtrack

ロード・エルメロイII世の事件簿 -魔眼蒐集列車 Grace note- Original Soundtrack

 

Fateシリーズはたくさんあるけど、この『ロードエルメロイ二世の事件簿』皆さんはついていけましたか?

最終回の大男だったりところどころ『聖杯戦争』というキーワードが出てきますね。
先代ロードエルメロイとは?グレイの顔を嫌がる理由とは?
もし「前のシリーズ見てないよぉ〜」って感じで満足感が足りてなかったらもったいないです!!

 

来年ぐらいにFate/stay nightヘブンズフィール第3章の劇場版もやるし、知らない人は是非読んで行ってください。

 

 

Fateは元々エロゲーとして2004年にPCゲームで出ました。
この当時の『シナリオ重視』の18禁ゲーは普通のゲームでは取り扱えないヘヴィーすぎる内容だからPCの18禁として出してるものがあります。
でも18禁なのにエロシーンなし…?って感じになるので、申し訳程度にエロシーンを入れているというケースがあったりします。

 

 

しかしPCゲームとしては信じられないほどの高いクオリティの設定とストーリーがとてつもなくヒットしました。
PSP版など何度も移植され、こういったゲームの中ではトップクラスの販売数を叩き出しています。

 

 

 

 

アニメのご紹介
(ちょっとはしょりながら書くのでマニアすぎる方はご容赦をー)


Fate/stay night

シリーズ1作目
2006年、アニメ化。
7人の魔術師がそれぞれ、神話や伝説に名を残す英雄の魂『英霊』を召喚して戦い合い、最後に残った1組がどんな願いでも叶えることができる『聖杯』を手に入れる。

それが『聖杯戦争』です。

 

聖杯に選ばれた魔術師はマスター、呼ばれた英霊はサーヴァントと呼ばれ、更にサーヴァントは

セイバー、アーチャー、ランサー、アサシン、ライダー、キャスター、バーサーカー

 

というクラスに分けられます。
特に最初の3つのクラスは三騎士と呼ばれ格式が高く、セイバーに関しては最も強いクラスだと言われています。


有名な英雄とは言え歴史で死んでいるわけなので、明確な弱点や相性が存在しています。そのため相手にバレないように、本編ではこのクラス名で呼び、本名を隠します。


サーヴァントが使用する、必殺技や必殺アイテムを『宝具』と呼びます。
この宝具も使えば「この技は…まさか!!」って感じに正体がバレる可能性が高いです。でもここぞという時にでる宝具はこれでもかというほどカッコいいです!!

 

 


ストーリー
主人公、衛宮士郎は登場人物の中で最も弱い、ちょっと魔術をかじっただけの魔術師でした。

偶然にもサーヴァント同士の戦いを目撃してしまった彼は、そのうちの一人に命を狙われます。
追い詰められ、自分の家の蔵に逃げ込んだのですが、蔵の床に書いてあった古い魔法陣が光だし目の前に英霊が出現。
偶然巻き込まれただけの彼が召喚したサーヴァントはなんと最強のクラスセイバー!

問おう、貴方が私のマスターか?

 

 

最弱の彼の聖杯戦争が始まります。

主人公がマスターとして戦うノーマルルート。

 


2014年には最も人気の高いルート
Unlimited Blade Works編がアニメ化。
(映画もやってましたが割愛)

士郎は実は偶然英霊を召喚したわけではなかった

ノーマルルートでは分からなかったアーチャーの正体
などなど謎が解けて行き、そして運命を乗り越えていく。士郎が成長し正義の味方を目指す第2ルート。

 

 

現在進行中
ヘブンズフィール編。
これも最高なので是非ご覧になってください…!!
説明は省略します。
士郎が愛する人を救うために戦う、第3ルート。

 

 

そしてお待たせしました。
ロードエルメロイ二世こと『ウェイバー・ベルベット』が登場するFate/stay nightの10年前を描いた前日譚

Fate/zero


衛宮士郎の養父、衛宮切嗣が『世界を平和』にする願いを叶えるために
ウェイバーは師に『自分の実力を示すために』

 

『己の格を高めるために』
『大切な人を救うために』
『殺しを愉しむために』

 

様々な思惑をもったマスターたちが集い、第四次聖杯戦争の幕があがります。

 

 


この時のウェイバーのサーヴァントがライダー『征服王イスカンダル
アレクサンドロス3世の名でも知られる大英雄で、エジプトのファラオの一人。ギリシャ神話のヘラクレスアキレウスの祖にする人物。
その人生に敗北がない英雄中の英雄。

 

圧倒的武勇にも関わらず未熟なウェイバーを自分のマスターと認め、多くのことを教えてくれた恩人とも呼べる人物。
事件簿の最終回の大男が彼です。

 

 

ぜひアニメを見て欲しいので詳しくは書きませんが、イスカンダルは超かっこいいオッチャンなんですよ…
最終回あのまま…
しかもロードエルメロイ二世の返しもあの頃のウェイバーに戻ってるんですよね。

最高。

 

 


そして先代ロードエルメロイ、『ケイネス・アーチボルト』も聖杯戦争に参加します。
ケイネスはウェイバーの魔術学校の先生です。


ウェイバーは聖杯戦争前にケイネスと魔術のことで口論になり、ケイネスが『聖杯戦争』に持ち込もうとした『聖遺物』を盗み出します。(これを盗まれたからウェイバーは魔眼列車に向かいました。)

 


聖杯戦争での英霊召喚は決してランダムというわけではなく、自分が召喚したい人物に所縁のあるアイテムを触媒にすればある程度絞り込むことができます。

つまり本来イスカンダルは師匠のケイネスが召喚するハズでした。
ぶっちゃけウェイバー、最低笑

 

 


ウェイバーは自分の力を示すために戦いに参加したのですが、後々「人から盗んだ借り物の力で何を証明するっていうんだ…」と気づき後悔します。

 

ケイネスは事件簿作中で語られている通り死亡してしまいました。
もし彼が手筈通りイスカンダルを召喚していたら…

これもウェイバーを苦しめている理由です。

 

 

 

この聖杯戦争でウェイバーの敵のサーヴァント、セイバーと会合します。

その数年後、彼は聖杯戦争で戦う切り札として死霊に対して特攻をもっている人物に会いに行きます。それがグレイです。
しかしある理由によりグレイの顔は、かつて宿敵だったサーヴァント、セイバーと同じ顔だったのです…!

これがウェイバーがグレイの顔を見たがらない理由です。グレイもそのことを気にしています。


なぜ同じ顔なのか…ぜひ原作もご覧になってください!!

 

 

 


その他にも
Fate/Apocryphaから
獅子劫界離
カウレス

Fate/Grand Orderから
オルガマリー・アムニスフィア

その他Fate作品から
ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト
などなど

 

多数の主要登場人物も登場しています。
魔眼列車ロードツェッペルの中で『直死の魔眼』というワードが出てきましたが、それは『空の境界』に登場するのするものです。

 

 

型月時空と呼ばれ、TYPE moonの作品は今で言うところのアベンジャーズみたいに繋がっています。

ちなみにパラレルワールドではカウレス君や獅子劫は聖杯戦争のマスターとして戦っており、マリスビリーの父オルガマリーは聖杯戦争の勝者だったり。

 

 

 

 

アニメやゲームならず、マンガ小説と多岐に渡って、今後もFateの世界は広がり続けているのです!!


興味を持ったところから!いろんな媒体でFate作品を楽しんでください!
ご覧いただきありがとうございました。